for文

for文とはある条件に達成するまで、繰り返し処理を実行させます。
range()関数と同時に利用されるケースが多く、()内に1つの数字なら回数を,で複数の数字だと開始から終了を指定できます。
for文は以下のように記載します。

for 変数名 in オブジェクト:
実行する処理

では実際に以下のコマンドを入力して実行してみてください。

x=0
for x in range(10):
x=x+1
print(x)

結果はrangeで10回+1を処理しますので、「10」が表示されます。

rangeは次のような記載も可能です。

x=0
for x in range(0,10):
x=x+1
print(x)

結果は同じ「10」が表示されますが、最初に実行したrangeは0~10ですので最初のxが0ですが2回目は1~10になり最初のxが1開始なことに気を付けてください。 さらにカンマで引数を追加するとstep(初期値:1)も変更することが可能です。
rangeは、start(開始の値)とstop(終わりの値+1)とstep(加算する値)の並びで値を設定できます。

では実際に以下を入力して実行してみてください。繰り返し処理を中断したい場合、breakを利用し、再開したい場合はcontinueを使用します。

x=0
for x in range(10):
x=x+1
if x == 5 :
break
print(x)

breakは、for文内でifと一緒に使用することで、繰り返し処理を中断できます。
そのため、xが「5」の段階で中断していますので、結果は「5」が表示されます。

次にcontinueですが以下を入力して実行してください。

x=0
for x in range(10):
x=x+1
if x == 5 :
continue
print(x)

continueは、continue以降の処理を行わず、ループの先頭に戻ります。
xが「5」になっても継続していますので、結果として「10」が表示されます。

if文
while文